清水健『112日間のママ』(小学館)

この手記に何の意味があるのか。
まだ答えは出てないし、答えなんてないのかもしれない。

ただ「言葉」は「生き続ける」ことを知りました。
だから、ずっと問い続けていこうと想う。

そして、真正面から「伝える」に
向き合っていこうと想っています。

大切な「想い」、 大切な「笑顔」があるから。

皆様にとっての「大切な人」「大切な想い」、
ページを閉じたあとにふと想っていただけたら、

もし、そうあったならば、嬉しく思います。

『112日間のママ』には、
闘病生活が赤裸々に記されている。

思い出すことは、辛く悔しくて、
悲しい時間だったと想像できる。

【なのになぜ?】
必死に向き合った時間だった。
ひたすら「あの時」に向き合った時間でした。

闘病生活の意味、その意味を自分自身に、
問い続けていきたかったんだと思います。

【言葉に込められた悔しさ】
冷静に言葉を綴ることができているか、
あまり自信がありません。
今振り返ると、また違う言葉になるのかもわからない。
でも、あの時の「想い」をありのままに記しています。

そして今、清水が一番、感じていること、
あの手記は、生き続けているんだということ。

何を伝えたいですか?と、よく聞かれますが、
その答えも難しくて答えることができません。

家族のカタチ、夫婦のカタチは、それぞれで、
病との向き合い方も「それぞれ」です。

だから、答えはいっぱいあって。

でも、ひとつの向き合い方を記すことによって、
今を向き合っていらっしゃる方々へ、
少しばかりでもエールを贈ることができればと。

「私だったら」、「みんなそうなんだ」、
いろんな感じ方で、それぞれの感じ方で、

この「今」を抱きしめてほしい、そう思います。

僕も向き合い続けていきます。
あの時、今、「これから」のために。

清水初の著書『112日間のママ(小学館)』は、
2016年2月、妻・奈緒さんの一周忌に刊行された。

奈緒さんとの出会い、結婚生活、闘病生活、出産、
清水家族が直面した「現実」が克明に記されている。

発売1か月で異例の10万部。
15万部まで一気に増刷、現在も増刷を繰り返す。

台湾(2019年1月)、韓国でも翻訳出版されている。

112日間のママ

壮絶な闘病生活の中での「奈緒さんの笑顔」、
夫として、パパとしての「家族の選択」、

清水健と奈緒さんの
結婚生活1年9か月の時間には多くの反響があり、

あの時を振り返る

朝日新聞「ひと」/毎日新聞/讀賣新聞
産経新聞社会面/女性セブン/週刊ポスト/婦人公論 etc

現在も、媒体を問わず、
数多くの雑誌、メディアに取り上げられている。

⚫「いつも見ているシミケンさんからは想像も出来ないほど、大きなものを背負っていたんだと思いました。闘病の辛さや奈緒さんの素敵さを、この本で感じることが出来ました。同じくらい素敵なシミケンさんをこれからも応援しています!」
⚫「泣きながら、いろいろ思い出しながら読みました。笑顔でいること、プラスでいることの大切さ、感動しました。早期発見、がん治療向上が伸びますように」
⚫「涙が止まりません。色々考えました。本当の強さ優しさとは」
⚫「去年、母を癌で亡くし、他界する瞬間を思い出して涙が止まりませんでした。私は今、奈緒さんと同い年です。反抗期の息子と毎日ぶつかることもありますが、この時を、この一瞬を息子と共に過ごしていきたいと思います」
⚫「声をあげて泣きました。奈緒さんの言葉のひとつひとつ、シミケンさんの想いに涙が止まりませんでした。私も父をガンで亡くした時、告知をして良かったのかと悩み続けました。でも天国から「心配するなよ」と言ってくれてる気がします」
⚫「生きていくために、大切な本になりました。しみけん、めっちゃ応援してます!共に生きる!」
⚫「ずっと読みたかった本、会ったこともないのにすごく素敵な方だということが伝わってきました。旦那さんを立てて、一歩後ろを歩きながらも寄り添う。奈緒さんみたいな奥さん、ママに自分もなりたい」
⚫「奈緒さんみたいな人と出逢えたら、ほんとに幸せだろうなって、女の自分でも思う。シミケンさんがうらやましい。自分に置き換えて考えるけど、正解は自分がほんまになってみなわからんのやろな〜」
⚫「シミケンさんの笑顔が大好きです。だから、この本を読んだらシミケンさんの見方が変わってしまうのでは、そう思ってしまって、なかなか読めませんでした。でも読んで、本当に良かった。シミケンさんの姿にさらに力をもらえるようになりました」

手紙、FacebookなどのSNSへ多く届くメッセージに、
清水は、時間の許す限り返信をして、
積極的にコミュニケーションをとるようにしている。

決して楽しい手記ではないと思う。
一緒に泣いて、想って考える、
そんな時間であったら嬉しいです。

そして、『112日間のママ』の出版を機に、
多くの講演会依頼が清水のもとに届くようになった。

思い出す辛さを、自分の身体と心に刻むかのように、
マイク一本で、清水は今日も舞台に立ち続けている。

舞台に立つ前だったり、舞台上だったり、
いろんなことを想いだしてしまって、
正直、何をやってんだろうって思うこともある。

感じ方、捉え方は「それぞれ」だから、
いろんなことを言われているかもわからない。

そんなの関係ないですって言えればいいけど、
正直、そんなに強くはないです。

でも、それが「今の僕」なんで。

もう、カッコつけても仕方がないし、
ほんの少しでも、ほんと少しでもいいので、
一緒になって「今」を皆様と想えるなら、

僕はいろんなカタチで、
いろんな場で伝えていきたいです。

負けるわけにはいかないです。
妻が与えてくれた、大切な宿題ですから。

この手記の印税をもとに、
清水は「一般社団法人清水健基金」を設立。

ひとりでも笑顔の人が増えてほしい、
ひとりでも悲しむ人が減ってほしい、

今日も清水はマイクをもち、伝え続けている。

大阪回生病院

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